
インプラント・コラム
インプラントのメインテナンスで何をするの?
― 長持ちさせるために欠かせない定期管理 ―
インプラント治療は、歯を失った場所に人工歯根を埋め込み、
自然な噛み心地と美しい見た目を取り戻すことができる素晴らしい治療法です。
しかし、入れたら終わりではないのがインプラント。
天然歯と同じように、適切なケアと定期的なメインテナンスが欠かせません。
メインテナンスを怠ると、インプラント周囲の歯ぐきに炎症が起こる
インプラント周囲炎となり、最悪の場合にはインプラントが抜けてしまうこともあります。
インプラントメインテナンスで行う主な内容

① インプラント周囲の歯ぐきの検査(プロービング)
専用の器具で歯ぐきの深さや出血の有無をチェックします。
炎症の早期発見に欠かせない検査です。
② 噛み合わせのチェック
インプラントは天然歯と違い、噛む力の感知能力が弱いため、
噛み合わせのバランスが崩れると大きな負担がかかります。
専用の咬合紙や器具で噛み合わせを調整します。
③ レントゲン撮影
インプラント周囲の骨の高さや骨吸収の有無を確認します。
年に1回程度の撮影が理想的です。
④ 専門的なクリーニング(PMTC)
インプラント専用の器具を使い、表面についたバイオフィルムや汚れを徹底除去します。
金属器具によって傷つけないよう注意して行います。
⑤ 自宅でのケアの確認
歯ブラシの当て方、歯間ブラシやフロスのサイズ選びなどを確認し、
改善点をアドバイスします。
メインテナンスを続けるメリット
インプラントの寿命を延ばせる
周囲の歯ぐきや骨の健康を保てる
早期トラブルの予防と発見ができる
噛み心地の快適さを維持できる
インプラントは、適切なメインテナンスにより
10年、20年と長期的に機能させることが可能です。
どのぐらいの間隔で通うと良い?
お口の状態により異なりますが、
基本は 1〜3か月ごとの定期検診 をおすすめしています。
歯周病のリスクが高い方、喫煙者、糖尿病のある方は、
より短い間隔での管理が必要になる場合があります。
当院のインプラントメインテナンスの特徴
CTやデジタル機器を使用した精密検査
専用チップ・チタン用器具で安全なクリーニング
噛み合わせを考えた長期的フォロー
術後の経過や生活習慣まで丁寧にサポート
📌 インプラントは「治療後の管理」が成功を決める
定期的なメインテナンスに通っていただくことで、
インプラントをより安全に、より長く使用していただけます。
「最近インプラントのチェックをしていない」という方は、
ぜひ一度検診にいらしてください。
何か疑問点や相談事がございましたら、お気軽にスタッフにご質問ください。
土日も夕方5時まで診療いたしていります。
駐車場完備
井高野あおぞら歯科
大阪市東淀川区井高野3-2-40 1階







