インプラント・コラム
大学病院に紹介する前に、まずは地域の口腔外科医院へ
―“紹介される側”から“相談できる身近な存在”へ―
「親知らずの抜歯で大学病院に紹介されたけれど、日程がずっと先…」
「腫れがひどくてつらいのに、専門医にすぐ診てもらえない」
そんなお悩みをお持ちの患者さんは少なくありません。実は、こうした症例の中には大学病院ではなく地域の口腔外科医院でも十分に対応できるものが多くあります。
「口腔外科=大学病院」と思っていませんか?
「口腔外科の手術=大学病院」というイメージを持たれている方も多いと思います。たしかに、悪性腫瘍や顎の大手術など、高度な設備・入院が必要な場合には大学病院の専門性が活かされます。
しかし、実際には以下のような多くの処置は、地域の口腔外科クリニックで日帰り対応が可能です。
難しい親知らずの抜歯(水平埋伏歯など)
小帯切除術、粘液嚢胞の切除などの口腔粘膜手術
歯根端切除術や嚢胞摘出
局所麻酔下での歯の小手術や外傷処置
軽度〜中等度の顎関節症への関節内注射や洗浄
地域の口腔外科には“即応性”があります
大学病院の予約は数週間〜1ヶ月以上先になることもありますが、地域の医院では当日〜数日以内で対応できることも多く、急性症状に対してすぐに処置を受けられるのが大きな利点です。
また、医師が患者さんとじっくり対話できるため、不安や疑問にもしっかり対応できます。
実際の症例
40代女性、左下の親知らずに強い痛みと腫れ。大学病院を紹介されるも、予約は2週間後。当院に直接相談があり、CT撮影・即日診断し、翌日に日帰りで抜歯を実施。術後の経過も良好で、患者さんから「もっと早く相談していればよかった」とのお声をいただきました。
大学病院と連携した安心の医療体制
もちろん、すべての症例を地域で完結できるわけではありません。当院では、必要な場合は迅速に大学病院や基幹病院へ紹介できる体制も整えています。
「まずは地域で診て、必要なら大学病院へ」
それが、患者さんにとっても無駄がなく、精神的な負担も少ない医療のかたちです。
まとめ:まずは“相談できる”口腔外科へ
「これって大きな病院じゃないと診てもらえないのかな?」と悩む前に、まずはお気軽に地域の口腔外科にご相談ください。
私たちは、身近な口腔外科の専門家として、地域の皆さまの不安を最短で取り除く医療を心がけています。