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食いしばり・歯ぎしりが顎関節に与える影響とは?

〜顎の痛み・だるさの原因を知りましょう〜

朝起きたときに顎が重たい、口を開けると痛い、頬の筋肉がこっている――そんな経験はありませんか?
それはもしかすると、**寝ている間や日中の「食いしばり」「歯ぎしり」**が原因かもしれません。これらの習慣は歯だけでなく、顎関節やその周囲の筋肉にも大きな負担をかけています。


食いしばり・歯ぎしりとは?

食いしばりは、意識していないときに上下の歯を強く噛み合わせてしまう習慣のこと。
歯ぎしりは、睡眠中にギリギリと歯をこすり合わせる行為を指します。

どちらも無意識のうちに起こるため、本人が気づかないことも多いですが、次のようなサインが出ることがあります。

これらは、顎関節症の初期症状として現れることがあります。


なぜ顎関節に負担がかかるのか

通常、上下の歯は安静時には接触していません。
しかし食いしばりや歯ぎしりが起こると、長時間にわたり強い力が顎の関節や筋肉にかかり続けます。

その結果――

といったトラブルにつながることがあります。


当医院での治療法

当医院では、顎関節や筋肉への負担を減らし、症状をやわらげるために次のような治療を行っています。

また、日中の食いしばり癖がある方には、姿勢の改善や顎のリラックス法のアドバイスも行っています。


自宅でできる予防とケア

顎関節症の背景には、ストレスによる筋緊張や精神的な要因も関係していることがあります。
「気づいたら食いしばっている」という方は、まずは小さな意識改革から始めてみましょう。


まとめ

朝の顎の違和感やだるさを感じたら、それは顎関節からのサインかもしれません。
早めの診断と適切なケアで、顎の健康を守りましょう。

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