インプラント治療では、人工歯根(インプラント体)を顎の骨にしっかりと固定することが非常に重要です。
そのため、顎の骨の量(高さ・厚み)と、骨そのものの硬さや密度 は、治療の成功を大きく左右する重要な要素です。
骨量(骨の高さ・厚み)が不足しているとどうなる?
インプラントは十分な骨に支えられる必要があります。
骨が不足していると――
インプラントが安定せず動いてしまう
固定できても長期的に脱落するリスクが上がる
埋入角度に制限が出て審美性が損なわれる場合がある
神経や上顎洞(副鼻腔)を避けるため手術が困難になることも
そのため、必要に応じて 骨を増やす治療(骨造成、GBR・ソケットリフト・サイナスリフトなど) が行われます。
骨質(硬さ・密度)も成功のカギ
骨には個人差があり、部位によっても硬さが違います。
硬すぎても柔らかすぎても問題が生じる場合があります。
| 骨質 | 特徴 | インプラントの成功率 |
|---|---|---|
| 硬い骨(D1・D2) | 密度が高く安定しやすい | 良い |
| 柔らかい骨(D3・D4) | ふかふかして支えが弱い | 初期固定が難しい |
特に上顎の奥歯は骨が柔らかいことが多く、骨造成を併用するケースが多いのが特徴です。
骨量・骨質はどのように診断するの?
インプラント治療前には以下の検査を行います:
📍 CT撮影(3D画像)
骨の高さ・厚み・密度を立体的に確認
神経や上顎洞の位置を正確に把握
最適なサイズのインプラントを選択
CT診断により、安全で長期安定する治療計画が立てられます。
骨が少ない場合の治療オプション
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| GBR(骨再生誘導法) | 骨補填材で骨を増やす |
| ソケットリフト | 上顎洞を少し持ち上げて骨を作る |
| サイナスリフト | 大きく上顎洞を挙上し骨造成 |
| 短いインプラント・骨幅の広いインプラント | 状況により対応可能 |
まとめ
骨量と骨質はインプラントの成功に最重要
骨が不足していても 骨造成により治療可能なケースが多い
安全のためには CTによる精密な事前診断 が不可欠
インプラント治療を長期的に成功させるためには、
「どんなインプラントを使うか」だけでなく、
「骨の状態を正確に把握し、最適な治療計画を立てること」が最も大切です。
何か疑問点や相談事がございましたら、お気軽にスタッフにご質問ください。
土日も夕方5時まで診療いたしていります。
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井高野あおぞら歯科
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